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夫婦別姓ってそもそも何?

 選択的夫婦べつうじ制度とは,夫婦が望む場合には,結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の氏を称することを認める制度です。なお,この制度は,一般に「選択的夫婦別姓制度」と呼ばれることがありますが,民法等の法律では,「姓」や「名字」のことを「うじ」と呼んでいることから,法務省では「選択的夫婦別氏制度」と呼んでいます。
 現在の民法のもとでは,結婚に際して,男性又は女性のいずれか一方が,必ず氏を改めなければなりません。そして,現実には,男性の氏を選び,女性が氏を改める例が圧倒的多数です。ところが,女性の社会進出等に伴い,改氏による社会的な不便・不利益を指摘されてきたことなどを背景に,選択的夫婦別氏制度の導入を求める意見があります。
 法務省としては,選択的夫婦別氏制度の導入は,婚姻制度や家族の在り方と関係する重要な問題ですので,国民の理解のもとに進められるべきものと考えています。引用先:法務省

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夫婦別姓によるメリットはどんなもの?

①仕事上の姓名と公的書類の姓名が一致して手間がかからない

仕事上での名前へと各公的書類の名義が一致しないために、説明を求められるケースもあるので

仕事をする上では名前上での煩わしさがなくなります。そして住民票や運転免許証などの名義の変更が不要となりますので忙しい時などには時間の無駄が省けます(区役所での待ち時間が長いときなんかは嫌ですよねー^;)

②クレジットカードなどの名義変更が不要になります

姓名が変わると変更手続きを要するものに関しても、事実婚であれば氏の変更手続きが不要になります。クレジットカードひとつとっても変更手続きは面倒に感じますね!

③結婚したことをわざわざ公表しないですむ

何かの事情で結婚したことを伏せたい立場にある人にはメリットがあるでしょう。

④旧制を堂々と使用できる精神的なメリット

再度改姓するのに気が進まない方や、両親などの家族の意思など、さまざまな理由のため、旧姓を名乗れなくなることに心理的な負担を減らす事ができます

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夫婦別姓によるデメリットはどんなもの?

①夫婦であることの証明が困難

同棲をしているカップルにとって、結婚はしないものの、事実婚の手続きをとることにすると別姓ということもあり、「私たちは夫婦です」ってことの証明がなかなか難しい。逐一住民票を見せなくてはならないのがちょっと不便!

②女性にとっては妊娠や出産の際に説明や手続きが必要になる

女性は仕事をする上で事実婚を選ばれる方もいらっしゃいますが、出産のときや子育てに関して、事実婚と法律婚ではいろいろと異なり、手続きがかなり煩雑になることがあります。お子さんを求める方には法律婚(婚姻届を出す)を推奨との声も!

③別れを安易に決め兼ねない

これはデメリットともメリットともとれる内容でしょう。法律婚だと離婚するには離婚届などが必要ですが、事実婚だと、単にお別れすればそれで終わりになります。住民票を移すだけで、夫婦関係も終わってしまいます。ただ安易に離婚できないようにする意味もこめてきちんと法律婚をする方もおられます。

④公的機関のサービスが受けられなかったり時間がかかる場合がある

最近では、事実婚でも公的機関のサービスを受けやすくなっているとありますが、それでも、法律上の夫婦でなければ認められない公的機関のサービスも多々あります。福祉などのサービスを受ける場合には法律婚のほうが良いのかもしれません。

夫婦別姓についてのSNSの反応は?

https://twitter.com/karakaijozuno/status/1239723463440359424?s=20

https://twitter.com/llstarn/status/1239717030510481408?s=20

夫婦別姓って今の日本ではどうなの?メリットは?デメリットは?のまとめ

結婚するにあたっての姓のありかたは、昭和~平成~そして令和とそれぞれの時代背景や常識的なものが移り変わってきている気がします。やはり各個人の立場や考えを尊重し姓が変っても変らなくてもその人にとってより良い社会生活が送れれば良いのではないでしょうか!

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